土台~補強金物
2005 / 8 / 23 足場組
工事を行うのに必要な仮設の作業床(足場)を作ります。作業員はこの足場を利用して、各箇所の工事を行います。
2005 / 8 / 25~29 基礎天端均し~土台敷き
- 【左】基礎天端均し(きそてんばならし)【右】土台敷き
これから土台敷きを行いますが、、コンクリートの上面がでこぼこ状態だと土台を真っ直ぐ敷けません。
「モルタル」というペースト状の材料でコンクリートの上面を水平にする、天端均し(てんばならし)を行います。
基礎段階で打っておいたアンカーボルトに合わせて、土台に穴を開けていきながら、土台を敷いていきます。
土台と基礎の取合い(水返し用基礎欠込み)・集成柱
- 【左】水返し用基礎欠込み【右】集成柱
雨水などが土台に入り込まないように躯体に、水返し用基礎欠込みを付けます。
集成材とは、接着材で集成した木材を加工したものです。強度が安定し反りや曲がりが少ないです。
補強金物
補強用の金物は以下のような種類があります。
金物の種類について
- 【ホールダウン金物】
- 柱の端部が土台から抜けないように、土台と柱、二階の柱と三階の柱、または柱と梁(ハリ)に取り付けます。
- 【筋かいプレート】
- 地震や台風が起きたときに水平力に抵抗するため、柱と梁、柱と土台を、筋かいプレートで接合します。
- 【大引き受金物】
- 大引きとは、根太を支える横材のこと。一階の床を支えるもので、端は土台で止めます。
大引き受金物とは、土台側と大引側に金物を当て、釘で打ち止め、固定する金物のことです。 - 【羽子板金物】
- 柱と梁の接合部分をしっかりと固定するための金具です。木材は時間とともに乾燥していき収縮していきます。それによって、接合部が緩まないようにするため、取り付けます。
- 【火打ち金物】
- 地震や風力などの水平力に抵抗して、木材の変形を防ぐ三角形の金物です。しっかりと固定し、補強します。