断熱~外壁工事完了
野地と床の断熱
- 【左】野地FP(フォームポリスチレン)板貼り【右】床:グラスウール150mm
野地(屋根の下地)には結露防止のために、FP板を貼ります。
また、床にグラスウールを貼ることで、床下からの冷たい空気を遮断して足元が寒くなるのを防ぎます。北海道は寒い地域ですので、暖かい本州より厚めのものを使用します。
このように断熱材とは、熱の伝わりを防ぐための材料であり、結露の防止や省エネにもつながります。
気密
- 【左】防湿シート先貼り【右】内壁 気流止め
断熱材を充填したあと、室内の湿気を壁の中や天井などに侵入するのを防ぐためのビニールシートを貼りますが、複雑な取合い部分を先に貼り、気密性を高めます。内壁には、壁の中の空気の流動を抑えるため、気流止めをします。
浴室・トイレまわり、外壁の断熱
- 【左】浴室:WC周り内壁グラスウール入【右】外壁:セルローズファイバー吹込み
浴室やトイレは、特に冷気が入りやすく、冷え込みやすい場所です。断熱効果の高いグラスウールを壁の内側に貼り、熱が逃げるのを防ぎます。防音対策も万全です。
セルロースファイバーは自然素材の木質繊維系の断熱材です。自然な通気と適度な湿度を保ちます
外壁の通気層・第三種換気システム
- 【右】第三種換気システム・モーター部
部屋の内部には水蒸気が発生するため、発生した水蒸気を外へ逃がし、壁内部の結露の防止に外壁に通気層を設けます。
関連して、外気を吸い込み家の中の空気を外に逃がす24時間換気システムを設置することで、シックハウスや結露を防ぎます。
16mmサイディング(壁材)の金具止め~外壁工事完了
- 【左】サイディング(壁材)の金具止め
【左】 厚さ16mmのサイディング(壁材)を金具でとめます。釘で止めるより、はるかに丈夫に固定されます。
ようやく外壁工事が終わり壁があらわになりました。少しづつ見た目が家らしくなってきたので、お客様の期待も膨らんでいるようです。