解体工事~造作工事
解体工事
1・2階共、軸組だけを残しての解体作業から始まりました。
今回は下段の3枚の画像のように、窓サッシ等、開口部からの雨漏りで木材の腐食が著しく、土台の取替え、柱、筋かいの補強など構造改修が必要となります。
解体工事・防湿工事
地面からの湿気防止のため、ポリフィルムを敷き、砂で押さえます。
構造補強工事
- 腐食した土台を防腐材注入土台に取替え。
土台を安定させるため、新しいアンカーボルトにて固定します。
- 【左】 浴室廻りの土台を取替えました。
【右】 壁量計算によって、丈夫な筋かい(たすき掛け)も必要とします。後で化粧表しとします。
- 【左】部分的に腐食した、柱と桁も補強しました。【右】状況に応じて柱も取替えました。
- 【左】腐食した筋交い【右】1階正面の壁
構造でも部分的に腐食している箇所がいくつか見受けられました。
腐食してしまった部分は耐力上安全を考慮して補強し、筋かいの取れない一階正面の壁は構造用合板で面補強しました。
外部サッシ取替え工事
サッシ廻りは、防水気密テープで処理します。
気密テープで処理したサッシ廻りを更にモルタル塗りをし、取替え完了しました。(下塗の段階でコーキングを施し漏水の危険に配慮しました。)
外窓は全て断熱サッシと交換しています。
断熱工事
- 一階床に、断熱材を貼っている様子です。床下からの冷たい空気を遮断します。
結露防止のためにポリフィルムを貼ります。グラスウール:150mm ポリフィルム:0.1mm内貼り
1階床には150mmのグラスウールと結露防止のための0.1mmのポリフィルムを貼り、壁には100mmのグラスウールを充填しました。
造作工事
【左】 / 【中央】 石コウボード(面取り)貼りが始まりました。(ポリフィルムのつなぎ目を専用テープで気密処理をしています。)
【右】 ユニットバスを組み立てています。(周囲の壁、床下もグラスウールですっぽりと包み込む様にします。)