断熱・気密工事~内部造作
断熱・気密工事
- 【2階床先貼りシート】気密性能を高めるため、複雑な2階床部分の取合いは、先に防湿シートを貼る。
1階床先貼りシート : 床下からの壁内気流を防ぐため、2階部分と同様に先に防湿シートを貼る。
- 先貼りシートに室内側防湿シートを重ね貼りをして、建物全体をシートで包み込む。
- 【左】 1階床断熱 :グラスウール100m/mを入れた上に50m/mを敷き込む。 【右】 防湿シート(室内側)
- 【居間斜め天井部分】野地板とスタイロフォームの間に通気層を設ける。
1階・2階部分、屋根の断熱・気密工事を行いました。
サッシ廻り及び土台取合い部分は、外壁構造用面材の上に防水通気シートを貼り気密テープ処理をします。
小屋裏換気用ベンシーは最下段・右の画像のように、黒い部分の無数の穴から通気をしています。
~2006 / 8 / 12 屋根工事
- 屋根のトタン茸が始まりました。
【左】 アスファルトルーフィング貼り全景 : この上にトタンを茸く。
【中央】 この下に、断熱板(スタイロフォーム)が貼ってある。 / 【右】 壁際の立上がりも基準通りにきちんと。
【左】・【中央】 縦の桟と桟との間に、土台下端から屋根軒に向って通気する。(結露防止)白色シートは防水通気シートで、水は通さないが湿気を放出します。
【右】 横の桟は、通気できるように欠き込んである。
2006 / 8 / 21~30 内部造作
- グラスウールが充填されました。先貼りシート(銀色)と防湿フィルム(透明)が重ね貼りされ、建物が気密化されます。
- 斜め天井部分は、断熱材を吹込んだ後、ボード貼りをしました。
- 壁仕上の下地材(石コウボード)貼りが始まりました。
- 【換気システム】建物全体の空気を計画的に換気します。
- 居間の吹板に付ける梁(若干、反りのあるものを選定)
最終的には古材のイメージが出れば良し
【左】・【中央】 居間の吹抜けに梁を取り付けました。 / 【右】 和宅の大黒柱も現れてきました。
- 昭和初期の古建具。若干の寸法加工が必要です。昔の手の込んだ職人技ですので作業が大変困難でした。
- 内部造作もほぼ終了。あとは木部の着色する段階になりました。
木部を着色することで、一段と古民家風になってきました。