完成
【左】 外観正面 / アプローチと外構は未完成。腰壁(米杉板)の高さに変化をつけ、濃い色で更に印象的にしました。
【中央】 単調になりがちな無落雪屋根に、民家風には不可欠な切妻屋根を違和感なく合体させました。
【右】 玄関からホールの上がりを見る。正面の硝子戸は本物の古建具(お施主様が近くの骨董品屋さんで購入)です。
- 上り緑は1枚板。土間はモルタルに玉石を埋め込みました。
- 1階の縁側。広さは6帖近くもある贅沢空間です。
2部屋続きの和室から居間を見る。 障子戸と襖戸を開放すれば、35帖間の大空間です。
居間。吹抜天井で音響効果も非常に良い。
居間の吹抜天井。 井桁に組まれた梁と付梁が巧みな意匠になっています。
居間から縁側と和室を見る。18cm角の大黒柱が力強さを感じます。
居間から2部屋続きの和室を見る。民家風的な和室づくりに気を遣いました。
【左】 キッチンに立って居間を見る。明るく開放的な空間を望めます。
【右】 台所。 背面のちょっとしたカウンターも、自然木の一枚板で。
存在感のある古建具。昔の職人技が伺える手の込んだ細工。
ちょっとした加工も大変な作業でしたが、現代住宅にふたたび甦りました。
階段の手すり壁に、円形の透し壁が印象的です。
【左】 2階寝室の小窓から、居間の吹抜けを見る。 / 【右】 2階の和室は、雰囲気を一変して、白木づくりとしました。