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sato's BLOG

一級建築士 佐藤佳弘が
仕事や日常についてつづります

2025.10.31

31

2025.10

紅葉よりも大根日和

大根干し(鰊付け用)

大根干し(鰊付け用)

一週間ぶりのブログです。

23日の初雪以来、スッキリしない天候が続いています。

ニュースでは政界の話題が賑やかですが、

気づけば紅葉を楽しむ間もなく10月も終わりですね。


我が家ではこの時期恒例の大根干しです。

今年は食材費も上がり、漬け物もなかなか贅沢品になりそうですが(笑)

世の中の大きな動きはともかく、こうして季節の小さな手仕事を続けられるだけでも

ありがたいものです。

冬に向かうこの風景こそ、なんだか心がほっとするような・・・。


小さな暮らしの風景を、楽しみながら味わっていきたいと思います。


SATOH

2025.10.19

19

2025.10

静けさを描く時間ーー夕陽の波を模写しました。

ふと気づけば、もう朝晩の気温が一桁。

札幌の空気もぐっと冷え込み、山々が色づき始めました。

季節が変わると景色も心の感覚も少しずつ切り替わるものですね。


世間は政界のニュースで慌ただしいですが、私どもの建築業界もまた、

2025年度の法改正や資材高騰の影響で動き鈍り、今は少し手空きの時間が生まれています。

忙しい時には「時間がほしい」と願い、いざ立ち止まると不安がよぎる

仕事とは不思議なものです(だから面白い!)


ただ、こういう時に心が荒まないようにと、久しぶりにじっくりと絵筆を握りました。

今回はM20号サイズのキャンバスに、Y220artの作品「夕陽に輝く沖の波」(仮)を模写しました。


夕陽に照らされた波の一瞬のきらめきと、雲の奥行きある陰影。

筆を重ねるうちに、ただの模写でなく、自分なりの”光の温度”をのせたくなり

気づけば夢中で描いていました(結果は抜け出せなかった・・・笑)


完成したキャンバスを眺めながら、「波ってこんなにも生命感があるものか」と

自分でも少し驚いています。

自分のの中のざわざわするものが、波のうねりと一緒にスッと整っていくようなー

そんな時間になりました。


こちらがその一枚。しばし海風を感じていただけたら嬉しいです。


SATOH

2025.10.09

09

2025.10

季節の変わり目

久しぶりにブログを更新します。


ここ最近、朝晩の空気がぐっと冷たくなり、季節の変わり目を肌で感じるようになりました。


今日は札幌市西区にある、昔からお気に入りのお蕎麦屋さんへ。

古いレンガ倉庫を改装したその店は、どこか昭和レトロな雰囲気が漂い

行くたびに少し心がゆるむ、とても美味しい評判のお店です。


ところが今日は、いつもと違う空気。

入口近くに置かれた大きな薪ストーブの中で、薪が赤々と燃えていました。

パチパチと音を立てる炎を前に、「ああ、いよいよこの季節が来たな」と、

思わず立ち止まってしまうほど。


高性能な住宅が当たり前になり、ボタンひとつで快適な温度が得られる時代。

それはそれで素晴らしいのだけれど・・・

薪を割ったり運んだり、火を起こして調整したり、円筒を掃除したり・・・

"手間”と呼ばれるものの中には、本当は失ってはいけない「楽しさ」や「ぬくもり」があ

るのだと、炎を眺めながらふと思いました。


炎のある暮らしには、少しの手間と、それ以上の豊かさあります。


それでは、SATOU

2025.09.21

21

2025.09

「葉陰のしずく」完成しました。

水滴のキラメキより葉の程良い描き込みのバランスに苦労しました。

水滴のキラメキより葉の程良い描き込みのバランスに苦労しました。

朝晩、ようやく風が涼しくなってきました。


気がつけば、少し前に「葉と滴」を描いているとブログに綴ってから、時間が経ちました。

あの時は「水滴のきらめきをどう表現するか」と試行錯誤していましたが、このたび無事に完成いたしました。


画題は《葉陰のしずく》。

F15号キャンバスいっぱいに広がる一枚の葉と、その先に今にも零れ落ちそうなしずくを描きました。

光を受けて輝く滴が、静かな背景と対比してよりリアルに感じられ、自分としても満足できる仕上がりになったと思います。


描く過程をゆっくり楽しみながら取り組んできましたが、ようやく形となり、ひとつの節目を迎えられた気持ちです。

また次の作品に向けて、のんびりと筆を進めていきたいと思っています。


それでは SATOH

2025.09.21

21

2025.09

小さな命を支える大きな絆

我が家の愛猫三兄弟

我が家の愛猫三兄弟

昨日、ちょっと特別な出来事がありました。


わが家には3匹の愛猫(ノルジャン)がいますが、そのうちの1匹の兄弟猫(1歳)が「免疫介在性溶血性貧血」という難しい病気にかかり、すぐに輸血が必要だとブリーダーさんから連絡が入りました。

猫の血液型はA型とB型があり、B型はとても珍しいそうです。

何とか力になれればと、わが家の猫のうち母親が同じ1匹を指定のペットクリニックに連れて行き、血液型を調べてもらいました。結果は残念ながらA型で、輸血はできませんでした。


ただ、その後すぐに飼い主さんから「輸血が間に合い、元気を取り戻しつつあります。これから数か月かけて治療していきます」と感謝の言葉と共に写真が届きました。

姿がわが家の猫によく似ている分、なおさら無事に回復してほしいと願うばかりです。

さらにブリーダーさんからも丁寧なお礼のメッセージをいただきました。


改めて感じたのは――

やはり、ペットの運命は飼い主の責任なのだということ。

そして、この子は本当に良い飼い主さんに恵まれて、幸せな猫だと感じました。

どうか元気になって、またその姿を見せてくれますように・・・。


SATOH

2025.09.11

11

2025.09

観葉植物の世話をしていたら、思わぬお客さんが・・・。

「コガネキヌカラカサタケ」黄金色に輝く姿は”お釈迦さまのキノコ”と呼ばれることも

「コガネキヌカラカサタケ」黄金色に輝く姿は”お釈迦さまのキノコ”と呼ばれることも

この後、一日で消えてしまいました。

この後、一日で消えてしまいました。

こんにちは!


観葉植物の鉢に、ひょっこり黄色いキノコが出てきました。

名前は”お釈迦さまのキノコ"だそうで、ありがたいどうかわかりませんが(笑)

ちょっと得した気分です。

家の中で小さな森を発見したようで楽しい出来事でした。


SATOH

2025.08.31

31

2025.08

北海道マラソン

札幌北区新川沿い

札幌北区新川沿い

シャッターチャンス完全に遅れまてす!

シャッターチャンス完全に遅れまてす!

ハイ!同じく!

ハイ!同じく!

こんにちは!


本日、北海道マラソン2025(走行距離42.19km)が開催されました。

我が娘(次女)が今年も参加、昨年よりも40分タイムを縮める

自己ベストを更新しました・・・親自慢です(笑)。


今年から、応援ナビという走行者をリアルタイムで

地図上(又は航空写真上)に表示するアプリサービスができました。

これにより、応援者はランナーの現在地を把握し、先回りして

応援することができます。(つまり個人の動向を監視できる恐ろしい時代になったとも言える)


勿論、我が家から近いマラソンコースに妻と応援に駆けつけて

応援ナビというサービスをフルに利用して写真と動画を撮りました

地球の裏側にまで届くような大声で我が娘の名前を叫ぶ都度

シャッターチャンスが遅れ、また被写体が大きくずれて

肝心の出来栄えは今一つ!

まア、良いか😄


SATOH



2025.08.27

27

2025.08

「遊び心」よ永遠に・・・。

我がアトリエ

我がアトリエ

こんにちは、


気づけば、またブログがしばらく空いてしまいました。

「忙しいから」という言い訳は置いといて・・・

実は最近、仕事の合間にこっそり絵筆を持って遊んでいます。


今取り組んでいるのは「葉と💧」「雨上がりの葉」

本物の水滴のように、今にもポトリと落ちそうに描けたらいいな・・・と格闘中ですが

その前に、葉をリアルに描くのが思った以上に奥深く難しい。

完成までは、まだまだ気まぐれなペースですが、まあそれも私流ということで(笑)


出来上がったときは、またここでご紹介つもりではいますが、どうなりますやら?

気長にお待ちいただければ嬉しいです。


SATOH

2025.08.16

16

2025.08

「二本足の精霊馬⁉お盆の珍事件」

「2本脚」

「2本脚」

「4本脚」

「4本脚」

こんにちは、


先日のブログにアップした”なすときゅうりの精霊馬”ですが・・・

良く見たら、馬も牛も足が二本しかない!

本来は4本脚で立ってしるはずが、

なぜか今年は仲良く”お座りスタイル”でお迎え・お見送りです。


たぶん、作った本人が暑さで省エネモードだったせいかもしれません((笑)

ご先祖さまも、のんびり座ってから一休みしてから帰られたことでしょう。

勿論、帰りそびれてはいけないので4本脚にしました。


来年はちゃんと4本脚でお迎えします・・・たぶん。


それでは、SATOH

2025.08.14

14

2025.08

「模写日記①:ゴッホの”ひまわり”を描いてみました」

下書き:F20号のキャンバスに鉛筆で

下書き:F20号のキャンバスに鉛筆で

アクリル絵の具(リキテックス・レギュラータイプ)でバックの色を塗る

アクリル絵の具(リキテックス・レギュラータイプ)でバックの色を塗る

構図:レイアウトの悪さに気付く(M20にすれば良かった)

構図:レイアウトの悪さに気付く(M20にすれば良かった)

色をのせる:絵の中の黄色の多様さ、筆遣いを真似る難しさに直面

色をのせる:絵の中の黄色の多様さ、筆遣いを真似る難しさに直面

仕上げ:色をのせる順番を自分なりに解釈、筆致・構成の不思議な魅力を感じる

仕上げ:色をのせる順番を自分なりに解釈、筆致・構成の不思議な魅力を感じる

完成:バックのグラデーションは偶然に天窓からの光と影によるもの、最高(採光)!

完成:バックのグラデーションは偶然に天窓からの光と影によるもの、最高(採光)!

こんにちはー


5月30日から少しずつ取り組んでいた、ゴッホの「ひまわり」の模写が

本日完成しました。

仕事のの合間や気分のむくまま、のんびりと筆を重ねるその時間は

とても心地良いものでした。

今回は工程ごとに写真を残しながら進めたので

完成までの道のりも振り返る楽しみがあります。


出来栄えは、今の自分の全力と楽しさの結晶、まだまだ上達?の余地はありますが

それもまた嬉しいこと。

絵は自分を表現するもの(今はまだ人真似で良い!)

これからも、季節の移ろいや、気持ちの揺らぎに寄り添いながら、

絵を描く時間を続けていきたいと思います。


それでは、SATOH


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