2025.08.05
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2025.08「季節を間違えた?コオロギの話」
こんにちは!
「コロコロ・・・」
ふと静かな夕暮れに耳をすますと、どこからともなく虫の声が。
まさか・・・と思って目をやると、やっぱり鳴いていました。コオロギが。
秋の風物詩として知られるコオロギ。
なのに我が家では、真夏の只中にコロコロとご機嫌な様子です。
実はこの子のご先祖(?)は、昨年の秋に作業場の野原で捕獲した数匹のコオロギ。
冬の間も、あたたかいフアースの家!部屋の片隅で小さく鳴き、静かな夜を共に過ごしました。
春先にはその子どもが生まれ、そして今、そのまた子どもたちが元気に鳴いていると
いうわけです。
季節を間違えたか、それとも新しいリズムで生きているのか。
人間の暦にとらわれない、その自由な姿がなんだか羨ましくさえ感じます。
とはいえ、この秋には「1年間ありがとう」と声をかけて、
本来の野原へ帰してあげようと思ってます。
こんな時季外れの虫の声に、少し癒される今日この頃。
混沌とした世界情勢、日々の喧騒の中で、こんな静けさを運んでくれる小さな命に、
ちょっと感謝しています。
それでは又、いつの日か、SATOH