28
2026.03「世界が静かであるという奇跡」
当別町へ向かう農道を走っていると、ふと目に飛び込んできた光景に思わず車を止めました。
刈り取りを終えたトウキビ畑。
その一面に、数百羽はあろうかというオオハクチョウの群れが、ぬかるんだ土の上で静かに餌をついばんでいます。
広大な畑に点在する無数の白。最初は何か分からず、目を凝らしてようやくそれが命の群れだと気づく――
そんな一瞬の戸惑いすら、この景色の一部のように感じられました。
昨年も同じような光景を見たはずなのに、今年はなぜか胸に迫るものが違いました。
羽を休める彼らの姿は、ただ穏やかで、ただ静かで、ただそこに「在る」だけ。
それなのに、その静けさがあまりにも大きく、広がり、どこか祈りにも似た気配を帯びているように思えたのです。
世界に目を向ければ、混沌としたニュースが絶え間なく流れ、人の営みは時に荒々しく、時に脆く揺れ動いています。
そんな中で、この畑に広がる風景はあまりにも対照的でした。
争うこともなく、急ぐこともなく、ただ季節の流れに従い、ここに降り立ち、命をつなぐ彼らの姿。
泥にまみれた畑でさえ、彼らにとっては豊かな食卓であり、安らぎの場所なのでしょう。
その光景は、「平穏」とは何かを静かに問いかけてくるようでした。
この何気ない風景が、来年も、その先も変わらず続いていくこと。
それは決して当たり前ではなく、守られるべき奇跡なのかもしれません。
白い点のひとつひとつが命であることを思うと、この広い畑がまるで世界そのもののように見えてきます。
そして、その中にある静けさが、どれほど尊いものなのかを改めて感じました。
この平穏無事な世界が、どうか永遠に続きますように――
そんな願いを、シャッターの奥にそっと込めながら。
SATOH
24
2026.03「この素晴らしき世界」が聴こえる日を
こんにちは!
実に一ヶ月半ぶりのブログ更新となりました。
この間、何か特別な出来事があったわけでもなく、公私ともに穏やかで平凡な日々が続いておりました。
平和と言えば聞こえは良いのですが、年齢のせいか少し好奇心が鈍ってきたかもしれません(笑)
平和ボケと言いましょうか?気がつけば時間だけが過ぎてしまいました。
さて今回のブログですが、過去の写真を整理している中で、ふと一枚の写真に目が留まりました。
ミニ盆栽のヤマモミジの傍らで、小さなトランペットを吹く黒人のフィギュア?
今は亡き、ルイアームストロング(愛称:サッチモ)
マクロで撮影したその写真は、背景がやわらかくぼけ、ヤマモミジとフィギュアだけがくっきりと浮かび上がっています。
その光景があまりにも穏やかで、どこか懐かしく、見ているだけで心がほっと和みます。
そして自然と頭の中に流れてくるのは、あの名曲「この素晴らしき世界」。
今の時代だからこそ、その旋律と情景がより深く胸に響くのかもしれません。
こうして文章を書いていると、なぜか少しだけ目頭が熱くなってきました。
理由ははっきりとは分かりませんが、きっと心のどこかが、この静かな世界に共鳴しているのでしょう。
何気ない日常の中にも、ふと立ち止まると見えてくる大切なものがある。
そんなことを改めて感じさせてくれる一枚でした。
また少しずつ、日々のことを綴っていきたいと思います。
SATOH
03
2026.02現実は足元、心は少し遠くへ
雪も除雪もない「宇宙空間」👽 by Satoh
今年の札幌は、例年にない大雪ですね。
ほぼ毎日の除雪に追われ、中小路では除雪状況もなかなか厳しく、
車での通行に苦労されている方も多いのではないでしょうか?
そんな中ですが、先日、期日前投票に行ってきました。雪に負けず、一歩ずつ…ですね。
さて、今回の絵画は真っ黒なキャンバスに浮かぶ宇宙の惑星。
現実は雪・雪・雪ですが、目線を宇宙まで飛ばすと、そこは静かで幻想的な世界です。
雪かきの合間に、ほんの少し“無重力気分”を味わってみました
SATOH 👽
26
2026.01「石狩湾小低気圧」で記録的な大雪
石狩湾小低気圧の影響で、札幌周辺は記録的な大雪となりました。
観測によると積雪は1メートルを超え、これは2022年以来のことだそうです。
街全体が一気に真冬の景色に包まれ、雪の多さをあらためて実感させられます。
我が家でも、ここ最近は除雪機がフル稼働。朝晩の除雪が日課となり、体力勝負の日々が続いています。
天気予報によると、この先1週間ほどは低温が続き、雪も断続的に降る見込みとのこと。
しばらくは気の抜けない状況が続きそうです。
交通機関や道路状況への影響も大きく、移動にはいつも以上の注意が必要ですね。
衆院選の選挙活動にも影響が出るのではないかと心配されます。
添付の写真は、中古車販売店に並ぶ車がすっかり雪に埋もれ、
肝心の車種が分かりましぇ~ん!
今冬の雪の多さを象徴する一場面と言えるかもしれません。
まだまだ厳しい寒さが続きますが、無理をせず、安全第一でこの冬を乗り切りたいものです。
では、SATOH
18
2026.01「冬の静けさの中で」厳しさの先にあるもの?
y220art「模写」 by Y.Satoh
世界に目を向けると、先行きの見えにくい情勢が続き、
国内でも近く総選挙を控えるなど、大きな転換点を迎えようとしています。
しかし見方を変えれば、今は次の一歩に備えて足元を固める大切な時間とも言えます。
慌ただしく動くのではなく、じっくりと状況を見極め、知恵と経験を蓄える「我慢の季節」。
春を待つ里山が、静かな雪景色の中で力を蓄えているように、
私たちもまた、この時間を未来への準備期間として前向きに受け止めていきたいと思います。
やがて訪れる変化の先に、確かな成長と新たな可能性が広がることを信じて——
今は静かに、しかし確実に歩みを進めてまいります。
SATOH
04
2026.01光の先にある一年
Y220ART「模写」 by Y・Satoh
新しい年を迎えました。
特別なことは何もありませんが、いつもと同じ景色の中に、少しだけ新しい光を感じています。
今回添えた一枚は、海面に光芒が差し込み、きらきらと輝く風景の模写です。
作者(Y220ART)はこの作品を「黄金の光」「幸運の海」と表現し、
何か良いことが起こりそうな、そんな開運の気配を感じると語っています。
私自身も、描きながら同じような気持ちになりました。
静かな海に差し込む光は、主張しすぎることなく、
それでも確かに前を照らしてくれる――
新しい年の始まりに、ふさわしい一枚だと感じています。
今年も、日々の暮らしや家づくり、そして自然とのつながりを大切にしながら、
自分のペースで歩んでいけたらと思います。
どうぞ本年も、気軽にお付き合いください。
SATOH
24
2025.12ツリーと猫と年の瀬の夜
今日はクリスマスイブ。
以前に予約しておいたケーキを受け取り、静かに夜を迎えました。
家では大きなイベントというより、
一年を無事に過ごせたことを確かめ合うような、穏やかな時間です。
クリスマスツリーの灯りのそばでは、
我が家の愛猫たちが気持ちよさそうにくつろいでいます。
……今日は二匹だけ。もう一匹は、どうやら欠席のようです(笑)。
派手な演出はありませんが、
こうした何気ない風景こそ、後からふと思い出すものなのかもしれません。
この数日で、年賀状も書き終えました。
自作の絵を添え、一枚一枚に短い言葉を手書きして、約150枚。
効率だけを考えれば時代遅れかもしれませんが、
年賀状は日本の大切な伝統文化のひとつだと思い、これからも続けていきたい習慣です。
外はすっかり冬景色?
静かな夜に、ツリーの灯りと猫たちの気配、
そして今年ももうすぐ終わるのだな…という実感。
そんな、穏やかなクリスマスイブです。
SATOH
24
2025.12頭を耕し、味を育てる。
先日、加盟店向けのオンラインセミナーを受講しました。
テーマは「大手から学び、地域で勝つ」。
第一回ということもあり、正直なところ軽い気持ちで参加したのですが、
約2時間があっという間に感じられるほど内容の濃い研修でした。
大きく時代が動く中で、これまで自分なりに考え、進んできた方向性。
その考え方が決して的外れではなかったと確認できたことは、静かな自信につながりました。
特別なことをするというより、信念を持って、淡々と続けていくことの大切さを改めて感じています。
さて、そんな少し真面目な話とはまったく関係ありませんが、
添付の写真は我が家の自家製お漬物。
粕漬け、味噌漬け、鰊漬けの三兄弟を、こだわりの細長い受け皿に並べてみました。
毎年仕込むたびに「今年も美味しいね」と言ってもらえるのが密かな楽しみで、
気がつけば“ファン”も少しずつ増えています(自画自賛ですが…)。
学びも、暮らしも、手を動かし続けることが何より大切。
そんなことを思いながら、今日もいつも通りの日常を味わっています。
SATOH
14
2025.12自然とともに佇む、光と影
川向うから差し込む夕日に照らされ、
紅葉を終えた立ち木の幹と枝が静かに浮かび上がる風景です。
足元には落葉が広がり、その上に伸びる影が、
時間の流れをやさしく感じさせてくれました。
お気に入りの画家(Y220ART)の作品を参考に、
アクリルで模写として描いた一枚です。
華やかな秋の色はすぎましたが、
光と影だけがつくるこの静かな景色には、
どこか「住まいの居心地」に通ずるものを感じます。
派手さは無くても、自然の変化を素直に受け止められる空間は、
暮らしにとって大切な要素なのかもしれません。
模写ではありますが、
筆を動かしながら感じたのは、
「何を描くか」よりも「何に心が留ったか」ということ。
静かな時間や、季節の節目に漂う空気感を
少しでも写し取れたらと思いながら仕上げました。
SATOH
14
2025.12雪の外、秋の音
外はすっかり雪景色。
白く静まり返った景色を見ると、季節はもう真冬だと実感します。
そんな中、昨日ふと耳に入った小さな音。
……コロコロ。
そう、昨年の秋に近所の草むらで捕まえたコオロギが孵化し、そのうちの一匹が、今年初めて鳴いたのです。
外は雪、家の中では秋の続きを生きる小さな命。
水槽の中をのぞくと、大小さまざまなコオロギの子たちが元気に動き回っています。
ほんの小さな空間ですが、そこには確かに“別の世界”があって、季節も時間も少し違う流れ方をしているように感じます。
なぜでしょう、不思議ととても愛おしい。
寒さの中で忘れがちな「ぬくもり」を、そっと思い出させてくれる存在です。
こうした日常のさりげない風景こそ、毎年同じようでいて、実は毎年違う。
今年もまた、この季節ならではの小さな発見に、心が少しあたたまりました。
SATOH















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