13
2025.12冬のはじまり、静かな灯りに誘われて
この2〜3日で札幌は一気に冬の装いになりました。
最高気温もやっとプラスに届くかどうか…というほどで、庭も道路も真っ白。積雪は30センチほどになり、
天気予報を見ると、しばらくは雪と向き合う日が続きそうです。
明日は今シーズン初の「除雪機の出番」になりそうです。
毎年のこととはいえ、最初の始動にはいつも少しだけ身が引き締まります。(エンジンかかるだろうかと?)
そんな中、昨夜ふと庭に目をやると、片隅に置いているソーラー式のランタン灯が、
まるで小さな帽子のような雪をちょこんとかぶり、雪に埋もれながらも弱々しく、しかし確かに灯っていました。
周囲の真っ白な雪原の中で、ひとつだけぽつんと浮かぶ小さな明かり。
その淡い輝きが、どこか寂しさをまといつつも、とてもいとおしくて——気づけば思わずシャッターを切っていました。
冬が始まったばかりの静かな夜。
冷たさの中にも、こんな温かみを感じさせてくれる瞬間があるものですね。
SATOH
08
2025.12「War Is Over」
12月8日。
世界中の時計が、ほんの一瞬止まった——そんな日から45年。
ジョン・レノンの命日です。
思春期、突然現れた4人の若者。
音楽も、ファッションも、価値観さえも
「そんなのアリ?」と世界を塗り替えてしまった。
その変化をリアルタイムで浴びた世代として、
今改めて思うのは、
“革新”とはいつも、静かな反骨から生まれるということ。
仕事部屋の壁には、19年前の落書きイラストと、
リッケンバッカーのショートスケールギター(もちろんレプリカ)。
視界に入るだけで、背筋が少しシャキッとする。
Happy Christmas、Imagine、Stand by Me…
彼の残したメロディとメッセージは、歳月を重ねるほど
やさしく、力強く、胸に響きます。
今日は少しだけ音量を上げて、
あの頃から変わらない応援歌を聴こうと思います。
SATOH
26
2025.11季節、迷子?ひと月遅れの紅葉が玄関にやって来た日
玄関の扉を開けると、床に一枚の紅葉したモミジの葉が落ちていました。
赤と緑が半分ずつ残る、季節の境目のような葉。
なぜかその姿が心に残って、思わずパシャリ。
無垢のフローリングに、木目を生かした建具
赤と白に着色した扉が背景になり、自然素材の空気感とモミジの葉が
しっくりと馴染んでいました。
「あぁ、こういう”自然の気まぐれ”が家の雰囲気と溶け合う瞬間が好きなんだよなあぁ」
とひとりニヤリ。
家づくりのテーマである”自然との共生”は、
こうした小さな発見の積み重ねかもしれませんね。
一枚の葉が気づかせてくれた夕暮れでした。
佐藤
08
2025.11秋、逃げ足早っ!
今朝、目が覚めて窓の外を見た瞬間、思わず「えっ!?」
昨日まで色づいた葉っぱを楽しんでいた庭が、
一夜にして真っ白な雪景色に変わっていました。
我が家の小さな里山風の中庭ー
たまたま昨日、紅葉の名残りを写真に撮っていたのですが、
まさか今日、同じアングルで"雪化粧バージョン”を撮ることになるとは(笑)。
年々秋が短くなって、寒さの訪れが早まっている気がします。
毎年漬け物を漬けていると気温の違いがよく分かるもので、
昨年はまだ大根を干していた頃ですが、
今年はもう本漬け完了。
どうやら冬の方がせっかちのようです。
秋と冬の”ワンツーショット”
そんな季節のバトンタッチを、写真でお楽しみくださいね。
SATOH
31
2025.10紅葉よりも大根日和
一週間ぶりのブログです。
23日の初雪以来、スッキリしない天候が続いています。
ニュースでは政界の話題が賑やかですが、
気づけば紅葉を楽しむ間もなく10月も終わりですね。
我が家ではこの時期恒例の大根干しです。
今年は食材費も上がり、漬け物もなかなか贅沢品になりそうですが(笑)
世の中の大きな動きはともかく、こうして季節の小さな手仕事を続けられるだけでも
ありがたいものです。
冬に向かうこの風景こそ、なんだか心がほっとするような・・・。
小さな暮らしの風景を、楽しみながら味わっていきたいと思います。
SATOH
19
2025.10静けさを描く時間ーー夕陽の波を模写しました。
ふと気づけば、もう朝晩の気温が一桁。
札幌の空気もぐっと冷え込み、山々が色づき始めました。
季節が変わると景色も心の感覚も少しずつ切り替わるものですね。
世間は政界のニュースで慌ただしいですが、私どもの建築業界もまた、
2025年度の法改正や資材高騰の影響で動き鈍り、今は少し手空きの時間が生まれています。
忙しい時には「時間がほしい」と願い、いざ立ち止まると不安がよぎる
仕事とは不思議なものです(だから面白い!)
ただ、こういう時に心が荒まないようにと、久しぶりにじっくりと絵筆を握りました。
今回はM20号サイズのキャンバスに、Y220artの作品「夕陽に輝く沖の波」(仮)を模写しました。
夕陽に照らされた波の一瞬のきらめきと、雲の奥行きある陰影。
筆を重ねるうちに、ただの模写でなく、自分なりの”光の温度”をのせたくなり
気づけば夢中で描いていました(結果は抜け出せなかった・・・笑)
完成したキャンバスを眺めながら、「波ってこんなにも生命感があるものか」と
自分でも少し驚いています。
自分のの中のざわざわするものが、波のうねりと一緒にスッと整っていくようなー
そんな時間になりました。
こちらがその一枚。しばし海風を感じていただけたら嬉しいです。
SATOH
09
2025.10季節の変わり目
久しぶりにブログを更新します。
ここ最近、朝晩の空気がぐっと冷たくなり、季節の変わり目を肌で感じるようになりました。
今日は札幌市西区にある、昔からお気に入りのお蕎麦屋さんへ。
古いレンガ倉庫を改装したその店は、どこか昭和レトロな雰囲気が漂い
行くたびに少し心がゆるむ、とても美味しい評判のお店です。
ところが今日は、いつもと違う空気。
入口近くに置かれた大きな薪ストーブの中で、薪が赤々と燃えていました。
パチパチと音を立てる炎を前に、「ああ、いよいよこの季節が来たな」と、
思わず立ち止まってしまうほど。
高性能な住宅が当たり前になり、ボタンひとつで快適な温度が得られる時代。
それはそれで素晴らしいのだけれど・・・
薪を割ったり運んだり、火を起こして調整したり、円筒を掃除したり・・・
"手間”と呼ばれるものの中には、本当は失ってはいけない「楽しさ」や「ぬくもり」があ
るのだと、炎を眺めながらふと思いました。
炎のある暮らしには、少しの手間と、それ以上の豊かさあります。
それでは、SATOU
21
2025.09「葉陰のしずく」完成しました。
朝晩、ようやく風が涼しくなってきました。
気がつけば、少し前に「葉と滴」を描いているとブログに綴ってから、時間が経ちました。
あの時は「水滴のきらめきをどう表現するか」と試行錯誤していましたが、このたび無事に完成いたしました。
画題は《葉陰のしずく》。
F15号キャンバスいっぱいに広がる一枚の葉と、その先に今にも零れ落ちそうなしずくを描きました。
光を受けて輝く滴が、静かな背景と対比してよりリアルに感じられ、自分としても満足できる仕上がりになったと思います。
描く過程をゆっくり楽しみながら取り組んできましたが、ようやく形となり、ひとつの節目を迎えられた気持ちです。
また次の作品に向けて、のんびりと筆を進めていきたいと思っています。
それでは SATOH
21
2025.09小さな命を支える大きな絆
昨日、ちょっと特別な出来事がありました。
わが家には3匹の愛猫(ノルジャン)がいますが、そのうちの1匹の兄弟猫(1歳)が「免疫介在性溶血性貧血」という難しい病気にかかり、すぐに輸血が必要だとブリーダーさんから連絡が入りました。
猫の血液型はA型とB型があり、B型はとても珍しいそうです。
何とか力になれればと、わが家の猫のうち母親が同じ1匹を指定のペットクリニックに連れて行き、血液型を調べてもらいました。結果は残念ながらA型で、輸血はできませんでした。
ただ、その後すぐに飼い主さんから「輸血が間に合い、元気を取り戻しつつあります。これから数か月かけて治療していきます」と感謝の言葉と共に写真が届きました。
姿がわが家の猫によく似ている分、なおさら無事に回復してほしいと願うばかりです。
さらにブリーダーさんからも丁寧なお礼のメッセージをいただきました。
改めて感じたのは――
やはり、ペットの運命は飼い主の責任なのだということ。
そして、この子は本当に良い飼い主さんに恵まれて、幸せな猫だと感じました。
どうか元気になって、またその姿を見せてくれますように・・・。
SATOH
11
2025.09観葉植物の世話をしていたら、思わぬお客さんが・・・。
こんにちは!
観葉植物の鉢に、ひょっこり黄色いキノコが出てきました。
名前は”お釈迦さまのキノコ"だそうで、ありがたいどうかわかりませんが(笑)
ちょっと得した気分です。
家の中で小さな森を発見したようで楽しい出来事でした。
SATOH
















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